モロッコでの生活、ほんで商売?


by keibunkin

恋におちてモロッコーホテルを作ってみては?編

Ouarzazateで自称ガイドだという若者ととりあえず電話番号を交換した。

私はスパゲッティがもうできてるものと水を買ってレストランに戻った。だけど、まだスパゲッティはできてなかった。いくらアフリカがのんびりペースといっても、これはちょっと時間がかかりすぎ?

マラケッシュに着いたのは夜8時。イクちゃんはもういない。私一人になってしまった。とりあえず泊まる所を探すのに、まずはお気に入りのホステル Equity Pointに戻った。6人部屋のベッドが一つが空いていたのでチェックインをお願いした。
一昨日の夜からシャワーを浴びていない。とにかくバスルームに直行。シャワーからでてきて超快感。綿棒を使って耳の中まできれいにした。ところが、

あれっ?綿棒を耳から抜いたら棒にコットンが付いてなかった。中に入ったのかなあと指をつっこんで見た物の何もでてこない。まあ、その内でてくるわと夕食に出かけた。

電話が鳴った。Ouarzazateで知り合ったあの自称ガイドだ。今日の夜行バスに乗って明日の朝にマラケッシュに来るという。(ほんまかいな?)
まあ、来たら来た時に考えよう。

マラケッシュのメディナ前の広場に大きなバザールがある。夜に成ると屋台が立ち並び大きな食堂街に変身。呼び込み兄ちゃんの激しい観光客奪い合いが始まる。ここでも「日本人ですか?ここおいしいですよ。」と流暢な日本語が聞こえてくる。先日会った日本語の達者なハッサンがまたふらっと現れはしないかと期待したが、誰も現れなかった。

一人モロッコ風の天ぷらを食べた私。コットンの入った右耳がいまだに不快感を与える。お店の人に、「病院ってこの時間でも開いてるんですか?」と訪ねると「24時間営業だよ。」と返ってきた。夜の9時、暇つぶしに行ってみる事にした。仕事中だというのに親切にもお店の人が20分も歩いて病院まで連れて行ってくれた。暗い路地に差し掛かるとまたナイフで脅されるのかとハラハラしたが、その心配もなく病院についた。中まで一緒に入ってくれるという親切を押し切って、私は一人で中に入って行った。

そこは古い学校のような病院だった。受付の人はいなく、警備員らしき人がいた。私と目が合い私が英語で「耳がおかしいから、みてほしい。」と頼むとそこに並んでた人を差し置いて私を先に中の診察室に通してくれた。たぶん彼は英語が全く判らなく、私の対応が面倒くさく思えたんだろう。

診察室の中には白衣を着た先生が3人立っていた。同じように英語で耳のことを伝えると、私の右耳の中をみて「ここでは耳を診る道具がないんだ」と言って別のクリニックを教えてくれた。

タクシーに乗ってその病院に行くと、暗い受付にスカーフを巻いた女性が電話で楽しそうに話をしていた。待つ事20分、ようやく私に注意を払ってくれた。英語が判らない様子だったのでジェスチャーで内容を伝えた。電話を8回ぐらい方々に掛けてくれてようやく中に通してくれた。

耳が悪いというのにベッドに寝かされ、布団まで掛けてくれて待つように言われた。ここまで来たらモロッコの病院状況をじっくり拝見させてもらおうと心の準備。一晩このままこのベッドに寝るんちゃうやろかとさっき払ったホテル代を心配する。待つ事更に半時間。ようやくドクター到着。これからディスコにでもいくのか赤いシャツにて登場。私の右耳を懐中電灯を照らしながら角度を変えて覗いてくれた。で「コットンは入ってないよ。君の勘違いだ。床におちてるんじゃないか?」と言われ、「そんな筈はないわい、ちゃんと診てよ」と強制した。2人・3人と代わり交代に私の耳の中を見て「何もない。」といいきる医者。終いには私の耳の中に水を入れ、チャプチャプさせてから水をだし、「これで耳の中はきれいになった」と言い張る。おまけにびしょ濡れになった耳を拭くコットンさえもなくて、その辺のベッドのシーツで拭き始めた。ああだこうだとかれこれ2時間もいて、私の耳がぜんぜん良くなってないんじゃないの。にっちもさっちも行かないので私は帰る事にした。ここにいると、もっと耳がおかしくなりそうだ。治療費を聞いてみると627DH(60ユーロ)もする?これって、ぜったいボッタクリよ。

翌日朝食後、電話がかかってきた。例の青年だ。マラケッシュに着いたらしい。(ほんまかいな)待ち合わせにモスクの前で会う事にした。行くとほんまにその人は来ていた。(りちぎやなあ)

で、とりあえずホテルの件で私から色々聞きたい事があったので、まず私が泊まっているホテルを見せることにした。

すると、腕を組んで歩き出した。(なんでやねん?)

聞くとメディナの中ではモロッコ人と外国人が一緒に歩く事は禁止されているそうな。警察が外国観光客を狙った悪徳商売を防ぐ為に監督しているらしい。ガイドの免許を持っている人のみに外国観光客と同行するのが許されているらしい。

で、なんで腕を組むねん?

夫婦、婚約者のように歩けば、警察も何も言ってこないそうだ。

なんか、ごっつい都合のええルールやなあ?

もしくは距離を離して歩けば大丈夫。ということなので私達は後者のほうにしてメディナの中に入った。Equity Pointに着くと、彼と一緒に中に入ろうとした。でも明らかにホテルの人は彼に注目している様子。「彼はあなたの友達ですか?」と何度も聞かれた。

ここの国では外国人とモロッコ人とでは待遇に違いがあるのだろうか?

Equity Pointを出た後、メディナの中に一体どれだけのホテル/ホステルがあって、誰がどうやって商売しているのか散策することにした。20−30件ほど見て回った後、不動産屋にも行ってみた。

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収入と支出(労働費、メンテナンス費用)と設立費用を計算するとまんざら悪くない投資率になった。要は良い物件さえあれば、ビジネスになるということ。

内情も内部コネクションもなく、フランス語もアラブ語もできない私より、地元の人に物件を探してもらった方が絶対良いに決まっている。まだ彼がどんな人なのか判らないが不動産探しを手伝ってもらう事にした。

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街を歩いていると彼の従兄弟ヤーヤーに会った。カウボーイ帽子にウェスタンブーツを履いたおしゃれな男の子だった。グランドホテルタジンで一緒にビールを飲み、その後彼と私はプールを打ちにいった。一発打つ事にガキンチョが「僕に打たせて!」とスティックを取って行く。打たせてやると私よりうまい生意気なガキ。プールが終わって外へ出ると、彼がディスコに行こうと誘われた。「おばちゃまはディスコには行かないのよ」と断る。(行ったらおばちゃま、人が変わるかもしれへんもんな)

とりあえず私はホテルに返って寝る事に。

明日は山だ。

彼は従兄弟ヤーヤーの所に泊まりに行った。
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by keibunkin | 2008-05-22 19:30 | モロッコ