モロッコでの生活、ほんで商売?


by keibunkin

カテゴリ:ミュンヘン( 4 )

いい人に出会った。

<いい事は忘れずに書き留めておこう>

その人はミュンヘンで旅行会社を営んでいる。

初めて知り合ったのは先々月のこと。アジアンスーパーで無料でもらえる中国語新聞に「格安チケット」と広告がでてて、うさん臭そうだったけど何社か一件づつメールを送ったみたら、ちゃんと返事が返って来たのがこの方だった。それも夜遅くの返信だったのよ。

ルフトハンザでミュンヘン香港往復税込みで499ユーロ。これは安い!
早速予約をいれもらい5日後に出発が決まったが夜の11時頃。
中国人、どこでもよう働いてらっしゃるわあ、と感心、感心。

出発が近いので早速発券をしないといけないだが、週末だったので振り込みしている時間はもうない。
親切にも彼女は翌日丁度都心までくる用事があり、我々は中央駅近くの中華スーパーで待ち合わせをすることになった。

でも、たかがメールを2・3度やり取りしただけの身も知らずの赤の他人に499ユーロを支払い、Eticketなので直接当日空港でチェックインをするのは少しリスクがあるように思えた。

さすがの私も少しは警戒をした。先ずは前金200ユーロを払い、残金はオフィスまで持って行ってもいいかと訪ねた所、気持ちよく了承してくれた。

日曜日、待ち合わせの場所に行くと彼女は中華スーパーの店員さんたちと井戸端会議をしていた。すぐ気づいたがよく喋る人だった。私は彼女に200ユーロを渡して、翌日彼女のオフィスに行くと伝えた。

まあ、明日行って会社がなかったら、騙されたってこと。それでも200ユーロの損失。全部なくなるよはましっと。

で次の日、彼女のオフィスに偵察がてら出かけていった。それは本間に郊外やった。
遠いなあ。こんなところで旅行会社経営してるの?

オフィスはちゃんとあった。それも超ちゃいにーず!たいがい何処の店もそれなりにドイツだとお洒落やけど、ここだけぜんぜん中国中国していた。
窓の外には色褪せて少し埃が被った感じの紙で「まるまる旅行社」と書かれ、
中に入ると壁に80年代風のスカンジナビア航空ポスターとどこかの暖かい海が載ったリゾートポスターが貼ったきりになっていて、机の上には所狭しと何時の年代のか判らぬ雑誌やパンフレットが積まれていた。

なるほど、無理もない。見ると彼女は1人でデスクで座っていて、ひっきりなしに掛かってくる電話に中国語、上海語、、ドイツ語を上手い具合に使い分けて応対していた。彼女もよく喋るが電話も良く鳴った。私に話したそうにしているのだが、受話器の客がそうはさせてくれそうにもなかった。

切りがなさそうだったので、私は残金299ユーロだが300ユーロを机の上において、お釣りはいいと言って帰ろうとしたが、しゃべっている受話器を机の上において、1ユーロ私の手にお釣りをくれた。
「商売はきっちりとしないと、お釣りはお釣り」これは私のポリシーよ。

翌日、私の名前のアルファベットの綴りに間違いがあったことを除いて問題なく飛行機に乗れた。

そして今回もこの人からチケットを買った。
ルフトハンザで香港499ユーロは安い!

2回目となると、向こうも私も警戒がなくなり、彼女は入金なしに先にチケットを発券してくれた。
昨日、お金を支払いにまた中央駅近辺で待ち合わせをした。

待ち合わせの場所は見つからず私が遅れていくと、カフェでお茶を飲みながら待っててくれた。
その横には彼女の友人と言う人も一緒だった。

なんと、その友人というひと、
(こうやって人の外見をとやかくいうのはアカンっていうのに、つい言ってしまう私は最低!)
まるでジャイアント馬場だった。

もう一つおまけに、007にでてくる悪役の大男だった。(写真参照)

いやあ、でかいのなんのって、座っていて身長どれだけあるか、わかれへんかったけど、顔は回りにいるドイツ人の3倍はあったよ。たいがいドイツ人も顔でっかいけどなあ。
なんと動作も鈍そうやけど、喋るのも超スローモーション。
いるよねえ、そういう人って。巨人病だよね。
(もうええっちゅうのに)

私は今回ブログを書きたかったのはこの件ではないのよ。
本筋にもどす。
その中国人のおばさん、名前はバオさん。彼女が本間にええー人やってのがわかったのよ。
もっと早ーから知り合いになってたら、私のミュンヘン生活もちーったあ、ましになっていたのかもしれへんかったのに。

バオさん、旅行業を始めたのは1994年頃からなんだって。そんで自分はそれなりの知識や体験をしとかなあかんと、旅行するのを趣味にしているんだって。今度香港とマカオに行くのも初めてらしんだけど、娘さんがいて、彼女は14歳。以前は娘さん連れて色々旅行してたらしんだけど、娘も年頃だから自分の友達と遊ぶってようになって、一緒に旅行に行ってくれないんだって。でも自分は1人でもあちこちに行くんだって。一瞬シングルマザーなのかしらんと思ったけど、このバオさん、よく喋るよく喋る。旦那さんは半身不随か寝たきりらしいのよ。なので、家庭と主人と娘と経済面と全部自分が面倒みてるんだって。でも自分の田舎に行くと中国の家庭は貧しいからやれ、家が壊れたの、やれ甥が学校に行くだの、金銭面を頼ってくるんだって。でも自分はとくに裕福な暮らしを望んでいる訳じゃないから、自分で出来るだけの事はしてあげようと思ってるんだって。たくさんじゃないけど、お金を置いてくるんだって。それと親戚友人を集めてかならず2回(着いたときと帰る時)食事会をするんだって。もちろん自分が御馳走してあげるんだって。

旦那さんの面倒も大変だけど、誰かがしてあげないといけないし、それは自分の仕事だと思ってるんだって。
自分が幸せになりたいんだったら、人にもっと優しくしてあげるようにする。そうすると自分にも人から優しさが戻ってくるんだって。
1日楽しく過ごしたかったら、1日たくさんの人を楽しくしてあげるようにするんだって。なんか宗教ぽく聞こえるかもしれへんけど、そのバオさん、たんたんと喋ってはった。

軽くカフェにお茶を飲みに入ったつもりが、バオさん、一気に2時間もシャベリ尽くめ。お陰で私のマンダリンの感が少しもどったような気がする。

とにかく、バオさんと私、すっかり意気投合してしまい、今度2人で旅行に行く事になった。人生短いから楽しめる時に楽しんどかなあかんねんて。

希望は高く持ちすぎたらあかんと。そこそこにしておくんだって。そのほうが幸せになりやすいそうな。余裕ができたら、人に分けてあげてちょうだいと。

私は本間にバオさんの爪の垢でも煎じて飲まなあかんなあと思ったあるよ。
こんないい人と時間を長く費やせば、自分も少しは丸くなれるかなっと。

はいな。

いい友人ができてよかったよかった。


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追伸:このバオさんの友人も、それはそれは物腰優しい方で、蚊も殺されへんような感じやった。
来月上海で結婚されるんだって。みなさん目出たいねえ!
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by keibunkin | 2009-05-05 06:03 | ミュンヘン
年の初めになって我ながらしっかりと1年の抱負は決めていても、年の終わりになると「はて、今年の抱負はなんやったけなあ?」と忘れてしまっている。

ということで、今年は抱負を記録に残す事にした。

まずは、
モロッコビジネスをしっかり立ち上げる事。
香港帰還の準備をすること。
毎朝腕立て・尻上げ体操・ジョギングをかかさないこと。
ちっちゃいことでいちいち腹を立てないこと。

題して「規則正しく美しく。」

なるほどなるほど。

しっかり抱負も決まった事だし、次は実行あるのみ。

今朝、イタリアからドイツに帰る際、とんちんかんに列車を乗り間違えてしまった。次の電車が発車するまで1時間も待ちぼうけ。そやけど、こうして発車を待つ電車に電源があって、ラップトップを開けて1年の抱負が書く事もできたって事は、災い転じて福と成す。ラッキーではないか。

元旦は何でもええふうに書いておこう。

電車の窓からは白い気球が青い空に向かって上昇していった。
まるで私の前途を示唆するように!
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by keibunkin | 2009-01-02 03:52 | ミュンヘン

初夢みたよ。

今日は朝から調子がええ。
なんてたって初夢をちゃんと見ちゃった。

手のひらにしょぼくれた5cmぐらいの苗があってそれを土の中に入れて、水を少したらし、太陽の光を集中に当てて上げたら、みるみるうちにニョキニョキと草が生き返って大きく伸びた。

すごいすごいと感動。

他のしょぼくれた苗も太陽の光をガラスの屈折によって集中攻撃してあげたら、これもニョキニョキ伸びてきた。太い茎、しっかりとした葉。

わー、大きめの植木鉢が必要やわ、と植木鉢を探してる所、目が覚めた。

目が覚めた後、ニョキニョキ植木が大きくなった残像がずっと残っていて「今年はええ感じやん」と少し興奮ぎみ。そやけど、窓の外はまだ真っ暗で何時かわからん。
とにかく、もう一回布団を被って朝をまつことに。

朝おきたら、なんだかまだうきうきしてる。
今日は1月1日、正月やん。
あれまあ、初夢の内容を覚えてるやん。

気持ちが嬉しくてベッドを出た後、とりあえず腕立て伏せから。それに引き続きストレッチとヒップアップ体操。

何事も初めが肝心初めが肝心。

2009年、はりきって行こう!
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by keibunkin | 2009-01-01 17:22 | ミュンヘン

ドイツの空は雨ばっかり

昨日天気予報で晴れと出ていたので私達はまだ暗い朝7時に起きて支度をし、自転車を地下から出して家を出た所、「雨降ってるやん」。ヨークは「雨なんて大丈夫。服着てるやん」というものの、私は雨の中の自転車がいやや。
なので、家に帰ることにした。
ヨークも仕方なく私と一緒に帰る事にした。

で、何をすることもなく1日ぼーっとしてた。

午後あまりにも暇になったので、2人で卓球をしに行った。
それがまたおもんない。私は脚が悪いっちゅうのに、ヨークはごっつい真剣で変化球を打ってくる。ぜんぜんやる気がなくなった。

その後イタリアから来たサーカスを見に行く予定になっていた。
卓球を1時間で終え、恒例の男女すっぽんぼんサウナに入り、ゆっくり髪の毛を乾かしていたらあっという間に1時間たっていた。もう夕食を食べる時間がない。

ヨークは適当に買ってサーカスの中で食べたらいい、と言ったのものの、私は絶対いややった。
もう毎日パンとソーセージの食生活に飽き飽きしていたもん。
何がなんでもアジア料理が食べたい。

路上、タイ料理屋を発見。

駆け足で入り、メニューもみずに注文。
「ソムタムとカレー」。

来た料理を一気食い。

うまい!

味わって食べてる暇はない。

でもピーナツがたくさん入ってるから、飲み込むわけにもいけへん。噛んで噛んで顎が疲れるほど一気食いや。

やっとのことで食べ終わり、タクシーにのってサーカス会場に。場所はオクトーバフェストが毎年開催されているテリージアンビズ。至るとこにテントが貼ってあって、どこがどこかわからん。少し迷った後漸く会場に入った。

でも、その会場、サーカスというにはカナリ小さい舞台。舞台の上には男の人が3人。イタリア語でベラベラ喋って、その横でドイツ語通訳のおじさんが立っている。

2時間の公演の4分の3寝てしまった。内容は超つまらなく、生卵を投げたり、皿をわったり、ぬいぐるみをノコギリで切ったり。ぜんぜんサーカスではなく昔のコント赤信号ののりやった。

ああー、つまんない。ヨークはこんなんに50ユーロ払ったと後悔していた。

でも、会場に居たイタリア人は本間に笑っていた。腹を抱えて笑っていた。

一方、ドイツ人はずーっと素面やった。さっすがドイツ人、なかなか笑わないのがにくいね。

あーあ、明日は何をしようかな。

でも
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by keibunkin | 2008-12-22 06:59 | ミュンヘン